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町役

まちやく
名詞
1
標準
文例 · 用例
戸籍名なんて言葉が、いま出たから、それにちなんで町役場の戸籍係りという事にしてもよい。
太宰治 家庭の幸福 青空文庫
表向きにすれば、お叱りの上で町役人にでも預けられるのですが、それも可哀そうでもあり、面倒でもありますから、その場でわたくしが叱っただけで、まあ堪忍してやりましたよ。
帯取りの池 半七捕物帳 青空文庫
町役人から式の通りに変死の届けを出して、与力同心も検視に出張した。
お照の父 半七捕物帳 青空文庫
しかも彼は自分ひとりで見届けに行くのを恐れて、文字吉同道で先ず町役人の門を叩いた。
唐人飴 半七捕物帳 青空文庫
彼も商売柄、それを聞き流しには出来ないので、町役人の玄関へ顔を出したのである。
唐人飴 半七捕物帳 青空文庫
「土地の奴らはまあ仕方がないとしても、町役人でも勤める奴らはもう少し眼が明いていそうなものだが……。
唐人飴 半七捕物帳 青空文庫
半七はその玄関をおとずれて町役人に逢い、かの片腕の一件についてひと通りのことを訊きただしたが、庄太の報告以外に新らしい発見もなかった。
唐人飴 半七捕物帳 青空文庫
勇吉をいたわって、あとから津の国屋へ送ってやるようにと町役人に云いつけておいて、常吉はすぐに津の国屋へ引っ返して行こうとして、文字春の家の前を通りかかると、家の中では何かけたたましい女の叫び声がきこえた。
津の国屋 半七捕物帳 青空文庫