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端くれ

はしくれ
名詞頻度ランク #38081 · 青空 131
1
標準
scrap
文例 · 用例
せめて悩んでいてやることが娘に対する理解の端くれになりそうに思えた。
岡本かの子 富士 青空文庫
中老の男は私には丁寧に「自分も絵の端くれを描きますが、いや、その他、何やかや八百屋でして」 男はちょっと軒端から空を見上げたが「どうだ、日もまだ丁度ぐらいだ。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
」と、雪枝がきけば、 老人、T「落ちぶれたりとも、 物部嘉助も、 武士の端くれ」 厳として言い放ち、T「忰が河原乞食に、 成り下ったと、 世間へ知れては、此の嘉助、 御先祖様に申訳立たぬ」 と云えば、 雪枝、まァと云った体。
山中貞雄 中村仲蔵 青空文庫
僕のところへ来る客は、自分もまあこれでも、小説家の端くれなので、小説家が多くならなければならぬ筈なのに、画家や音楽家の来訪はあっても、小説家は少かった。
太宰治 眉山 青空文庫
白い紙の切端、纏まった糸屑、長い元結の端くれさえも見当りませんくらい質素なもので、つまるところ蔵元屋の家内中がキリキリと引締まっておりまする。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
……竜と蛞蝓ほど違いましても、生あるうちは私じゃとて、芸人の端くれ
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
寸法を知らず、間拍子の分らない、まんざらの素人は、盲目聾で気にはしないが、ちと商売人の端くれで、いささか心得のある対手だと、トンと一つ打たれただけで、もう声が引掛って、節が不状に蹴躓く。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
殊に私自身が東北人の端くれであるから、そんな田舎者のひねこびた復讐心を見せつけられた時には、自己嫌悪みたいなものも加えられて、東京、大阪の生徒よりも一層つよく地元の生徒を憎みたい気が起って来るのである。
太宰治 惜別 青空文庫
作例 · 標準
木工所で出た木の端くれは、暖炉の燃料に使われた。
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彼は紙の端くれに、思いついたアイデアを走り書きした。
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古い布の端くれを使って、小さな小物入れを作った。
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2
標準
unimportant (person)
作例 · 標準
彼は自分を「社会の端くれ」だと謙遜して言った。
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まだ経験の浅い自分だが、このプロジェクトの端くれとして貢献したい。
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「こんな端くれの意見ですが、聞いていただけますか?」と彼は恐る恐る尋ねた。
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