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口添え

くちぞえ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
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文例 · 用例
「今年は何台卵を孵えすんだね」「知らねえ」 母がさすがに気をかねて、「知らねえはずはあるめえさ」 と口添えすると、純次は低能者に特有な殺気立った眼を母の額の辺に向けて、「知らねえよ」 と言いながら持ち合わせた箸で食卓を二度たたいた。
有島武郎 星座 青空文庫
「柳吉つぁんの口添えだんねん」 と、得意そうに種吉は君枝に語った。
織田作之助 わが町 青空文庫
町長さんの口添えもあり、これも本斗のためだとひとまず胸をさすって、そこは潔く引受けたのでがした。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
』と、まごついていたわしを、スポールディングは横から口添えをしてくれました。
THE RED-HEADED LEAGUE 赤毛連盟 青空文庫
けれども、桂庵の手にかかるのは忌でございますし、津の国屋さんへだしぬけに出ますのも何だか変でございますから、まことに御無理を願って相済みませんが、どうかお師匠さんのお口添えを願いたいと存じまして……」「ああ、そうですか」 文字春も少しかんがえた。
津の国屋 半七捕物帳 青空文庫
殊に幸次郎の口添えもある以上、半七も断わるわけにも行かなくなった。
二人女房 半七捕物帳 青空文庫
今日は晴れているためかめっきり冷えますから」 と早田が口添えするにもかかわらず、彼らはあてこすりのように暗い隅っこを離れなかった。
有島武郎 親子 青空文庫
その代りにお前の宿へ案内して、ほかの人たちの仕事を頼まれるように口添えをしてくれと相談すると、小源二はこころよく受け合った。
岡本綺堂 玉藻の前 青空文庫
作例 · 標準
部長の口添えがあったおかげで、今回のプロジェクトの予算がスムーズに通った。
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「君の再就職については、私からも少し口添えしておこう」と教授が言った。
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取引先の社長に口添えを頼み込み、なんとか面会の約束を取り付けることができた。
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