三十番神
さんじゅうばんじん
名詞
標準
the thirty guardian deities (one for each day of the lunar month)
文例 · 用例
神将 我々は天が下の陰陽師、安倍の晴明の加持により、小町を守護する三十番神じゃ。
— 芥川龍之介 『二人小町』 青空文庫
(小野の小町に)三十番神を御覧なさい。
— 芥川龍之介 『二人小町』 青空文庫
女の太政大臣、女の検非違使、女の閻魔王、女の三十番神、――そういうものが出来るとすれば、男は少し助かるでしょう。
— 芥川龍之介 『二人小町』 青空文庫
宮家の唱名の後につづき、「摩訶般若波羅蜜多、十六善神哀愍覆護、滅悪生善経々部、明王部天童部、七曜九曜十二宮、二十八宿三十番神、修行者猶如薄伽梵」 と、八人の山伏も珠数おし揉み、一斉に唱えて責めかけた。
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
三十番神の御神燈に、磨き抜いた千本格子。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
隣の蕎麦屋から芸者連れの男が三十番神の提灯をくゞつて外へ出た。
— 川端茅舎 『夏の月』 青空文庫
昔は三十番神といって京の周囲の神々が、毎月日をきめて禁中の守護をしておられた。
— 柳田國男 『日本の伝説』 青空文庫
作例 · 標準
古くからの信仰では、三十番神が毎日交代で国土を守ると考えられていた。
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日蓮宗の寺院には、三十番神を祀る三十番神堂が建立されていることが多い。
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三十番神の信仰は、平安時代から鎌倉時代にかけて特に盛んになった。
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ウィキペディア
三十番神(さんじゅうばんじん)は、神仏習合の信仰で、毎日交替で国家や国民などを守護するとされた30柱の神々のことである。三十番神は、1ヶ月30日(旧暦太陰太陽暦であるため、1ヶ月は29日か30日)を交替で守護する。
出典: 三十番神 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0