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黒茶色

くろちゃいろ
名詞名詞-の形容詞
1
標準
deep brown
文例 · 用例
しかもそれを封じた黒茶色の封蝋ときたら、郵便局の通知状か安葡萄酒の栓にしか使わないような代物だった。
ツルゲーネフ はつ恋 青空文庫
それが黒い髪毛をテカテカと二つに分けて、贅沢なものらしい黒茶色の毛皮の外套を着て、その間から揺らめく白金色の逞ましい時計の鎖の前に、細長い、蒼白い、毛ムクジャラの指を揉み合わせつつ、婦人用かと思われる華奢な籐椅子の前に突立っている姿はさながらに魔法か何かを使って現われた西洋の妖怪のように見える。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
おまけに寝台の横でトロトロ燃えているペーチカの明りでよく見ると、妾の手や足は凍傷で赤ぶくれになっていて、針金の痕が蛇みたいにビクビクと這いまわっている上から、黒茶色の油膏薬がベトベトダラダラ塗りまわしてあるじゃないの。
夢野久作 支那米の袋 青空文庫
それは黒茶色の表紙の着いた日本とじであった。
佐藤紅緑 ああ玉杯に花うけて 青空文庫
その菊女の膝の先に、鞣された白猫の皮が敷いてあり、日盛りの陽があたっているので、蚤は熱さに堪えられないからか、黒茶色の猪のような小さい躯を、綿のように白く柔かく、絹のように艶のある毛並みの間を、抜けつ潜りつさせて蠢めいていた。
国枝史郎 猫の蚤とり武士 青空文庫
作例 · 標準
古い本の表紙は、経年変化で黒茶色に変色していた。
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「この木の色、すごく落ち着いてるわ」とインテリアデザイナーが呟いた。家具に使われた黒茶色の木材だ。
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黒茶色のインクで手紙を書くと、上品でクラシックな印象を与える。
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