子株
こかぶ
名詞
標準
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文例 · 用例
旦那さまだとて金滿家の息子株が藝人たちに煽動られて、無我夢中に浮かれ立つとは事が違ふて心底おもしろく遊んだのではありますまい、いはゞ疳癪抑へ、憂さ晴らしといふやうな譯で、御酒をめし上つたからとて快くお醉ひになるのではなく、いつも蒼ざめた顏を遊ばして、何時も額際に青い筋が顯はれて居りました。
— 樋口一葉 『この子』 青空文庫
いくら大きい店の息子株でも、駕籠屋は駕籠屋で、いざと云うときには、お客に背中を見せなければならない。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
「そうでございます……米屋の息子さん、呉服屋の息子さん、小間物屋の息子さん、ほかに三、四人、どの人もここらでは旧い暖簾の家の息子株で、あんまり人柄の悪いのはございません」と、宗助は指を折りながら答えた。
— 川越次郎兵衛 『半七捕物帳』 青空文庫
増村の息子をはじめ、その遊び仲間は工面のいい家の息子株だ。
— 川越次郎兵衛 『半七捕物帳』 青空文庫
折からとある茶屋の床几に腰掛けゐたりし、廿五六の優男、ふし結城の羽織に糸織の二枚袷といふ気の利きたる衣装にて、商家の息子株とも見ゆるが、お糸を見るより馴れ馴れしげに声かけて、 これはこれはお糸さん、あなたも今日はお花見どすか。
— 清水紫琴 『心の鬼』 青空文庫
あれは私が、遁れぬ縁家の息子株。
— 清水紫琴 『したゆく水』 青空文庫
そして、底白い砂の拡がりを踏みつつ彼は、いちいち自分の微細な動作まで手にとるように分る緊張にも拘らず、どこかぶらりとした旅ものめいた暢気さもあって、まだ見ぬ千鶴子の母に会う興味さえ覚えて来るのだった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
作例 · 標準
多肉植物の根元から小さな子株が顔を出し、成長を始めている。
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植え替えの際に子株を切り分けて、新しい鉢で育てることにした。
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親株が弱ってしまったが、横から出た子株は元気に育っている。
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標準
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作例 · 標準
会社が実施した増資により、既存の株主に子株が割り当てられた。
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彼は将来の値上がりを期待して、配当として受け取った子株を持ち続けている。
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親株と子株の価格差に注目し、投資家たちが活発に取引を行っている。
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