炬燵
こたつ異読 コタツ
名詞頻度ランク #24788 · 青空 1204 例
標準
kotatsu
文例 · 用例
そのうち子供は、炬燵にもぐり込んで転寝をしている。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
しかるにその同じ家郷を、ひとえに時間の所在に求めて、追懐のノスタルジアに耽った蕪村は、いつも冬の炬燵にもぐり込んで、炭団法師と共に丸くなって暮していた。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
芭蕉は「漂泊の詩人」であったが、蕪村は「炉辺の詩人」であり、殆んど生涯を家に籠って、炬燵に転寝をして暮していた。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
それは「炬燵の詩人」であり、「炉辺の詩人」であったところの、俳人蕪村の風貌を表象している。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
私は炬燵にあたつてゐました彼女は畳に坐つてゐました冬の日の、珍しくよい天気の午前私の室には、陽がいつぱいでした彼女が頸かしげると彼女の耳朶 陽に透きました。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
かくのごとく我儘であるくせにまた甚だしく臆病な彼は、自分で断然年賀端書を廃して悠然|炬燵にあたりながら彼の好む愚書濫読に耽るだけの勇気もないので、表面だけは大人しく人並に毎年この年中行事を遂行して来た。
— 寺田寅彦 『年賀状』 青空文庫
炬燵の火もいとよし、酒もあたゝめんばかりなるを。
— 樋口一葉 『軒もる月』 青空文庫
しかし朝は授業がないからゆっくりして日のよく当った居間の障子の内で炬燵にあたりながら何かしていた。
— 寺田寅彦 『病中記』 青空文庫
作例 · 標準
冬の夜は、家族みんなで炬燵に入ってみかんを食べるのが定番だ。
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炬燵の温かさから離れられなくて、ついつい寝てしまう。
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「わあ、炬燵だ!最高!」と友人が家に遊びに来て喜んだ。
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ウィキペディア
炬燵(こたつ、火燵、火踏子)は、日本の暖房器具。床や畳床等に置いた枠組み(炬燵櫓、炬燵机)の中に熱源を入れ、外側を布団等で覆って局所的空間を暖かくする形式である。熱源は枠組みと一体になっているものと、そうでないものがあり、古くは点火した木炭や豆炭、練炭を容器に入れて用いていた。現在は電気装置(電気こたつ)が多い。
出典: 炬燵 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0