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寺子

てらこ
名詞
1
標準
child who attended a temple school (Edo period)
文例 · 用例
重兵衛さんの寺子屋時代の悪戯にはずいぶん過劇なものもあったようである。
寺田寅彦 重兵衛さんの一家 青空文庫
今でも彼は、どこかの農家で古い寺子机のやうな物を求めて來て、僕等の來客がある毎に、それを食卓代りにする。
萩原朔太郎 所得人 室生犀星 青空文庫
これから見ると、昔の人は、不完全な寺子屋の階段を手を引いてもらってやっと上がると、それから先は自分で階段を刻んだり、蔓にすがって絶壁をよじるような思いをしなければならなかった。
寺田寅彦 丸善と三越 青空文庫
最初に登場する寺子屋の寺子らははなはだ無邪気でグロテスクなお化けたちであるが、この悲劇への序曲として後にきたるべきもののコントラストとしての存在である以上は、こうした粗末な下手な子供人形のほうが、あるいはかえって生きたよだれくりどもよりよいともいわれる。
寺田寅彦 生ける人形 青空文庫
涎くりその他の寺子を呼出しにくる村の者は、すべて大学生であるということを後に聞きました。
岡本綺堂 米国の松王劇 青空文庫
幕があくと、御約束の寺子屋の舞台です。
岡本綺堂 米国の松王劇 青空文庫
台詞は寺子屋の浄瑠璃の本文を殆ど逐字訳といっても好いくらいに英訳したもので、紐育で作られた台本を用いているのだと聞きました。
岡本綺堂 米国の松王劇 青空文庫
講義は朝の六時か七時頃から始めるので、往昔の寺子屋を其儘、学校らしい処などはちっともなかったが、其頃は又寄宿料等も極めて廉く――僕は家から通って居たけれど――慥か一カ月二円位だったと覚えて居る。
夏目漱石 落第 青空文庫
作例 · 標準
昼下がり、寺子たちが元気よく手習いの成果を見せ合いながら寺から帰っていく。
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寺子の一人が墨で顔を汚しているのを見て、師匠は思わず苦笑いを浮かべた。
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裕福な家の子も貧しい家の子も、寺子として同じ机を並べて一生懸命に学んでいた。
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2
標準
temple elementary school (Edo period)
作例 · 標準
村の外れにある小さな寺子は、子供たちの笑い声が絶えない学びの場として親しまれていた。
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その寺子では、読み書きだけでなく、生きていくための知恵や礼儀作法も厳しく教えられた。
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かつて多くの偉人を輩出したその寺子も、今では静かな史跡として保存されている。
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