利金
りきん
名詞
標準
interest (money)
文例 · 用例
その規約によると、誠心誠意主人のために働いた者には、解雇又は退隠の際、或は不時の不幸、特に必要な場合に限り元利金を返還するが、若し不正、不穏の行為其他により解雇する時には、返還せずというような箇条があった。
— 黒島傳治 『砂糖泥棒』 青空文庫
なに、前から知合ひの仲ですから、高い権利金なんぞ取りやあしません。
— 岡本綺堂 『赤い杭』 青空文庫
そして、校長と同じく日本橋五丁目の上るり本写本師、毛利金助に稽古本を注文していた。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
実は、僕がエンミイに内証で手がけた南京鼠が迚も素晴しい新種の子供を生んで、それが首尾よく仏蘭西へ輸出する見本として通過したので、今日は大祝賀会が開かれ、僕は、その上、巴里のシュバリエ商会から五千円の権利金を貰うことになったんだよ。
— 渡辺温 『四月馬鹿』 青空文庫
父はその金は一銭も無駄にはせず、きっと一軒店をもつからと銀子に約束し、権利金や品物の仕入れの金も見積もって、算盤を弾いていたが、内輪に見ても一杯一杯であり、銀子自身には何もつかなかった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
理財に長けた盲人なので、橋銭を朝から取り集めて夕方、役場へ納める間の七八時間ほどの間を、急場の金の入用者に融通して利金を取った。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
なお校長の驥尾に附して、日本橋五丁目の裏長屋に住む浄瑠璃本写本師、毛利金助に稽古本を註文したりなどした。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
下寺町の広沢八助に入門し、校長の驥尾に附して、日本橋筋五丁目の裏長屋に住む浄瑠璃本写本師、毛利金助に稽古本を註文したりなどした。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
作例 · 標準
銀行からの借り入れには、もちろん利金が発生する。
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彼は毎月、着実に利金を支払っている。
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この債券は、年二回利金が支払われる仕組みになっている。
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