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棺内

かんない
名詞
1
標準
文例 · 用例
また棺内は、白木づくりの棺のように辛うじて横になっていられるだけの狭さではなく、なかなか広い。
海野十三 千年後の世界 青空文庫
ある墓の中からは、木棺内の死體の胸のあたりに、圓い玉で作つた璧といふものや、口の邊からは蝉の形をした玉の飾りなどが出て來ました。
濱田青陵 博物館 青空文庫
細い隙間から、棺内に忍び込む薄明り。
江戸川乱歩 吸血鬼 青空文庫
それにつれて、棺内の温度が徐々に昇り始めた。
江戸川乱歩 吸血鬼 青空文庫
棺内の空気は乾燥し切て、ほとんど呼吸も困難になって来た。
江戸川乱歩 吸血鬼 青空文庫
それは、姙み女が埋葬されてから、棺内で蘇生し、蘇生すると間もなく、腹の子供を生み落したというのだ。
江戸川乱歩 白髪鬼 青空文庫
わしは、棺内にとざされていることを自覚すると、咄嗟に、これらの恐ろしい先例を思い浮べ、身体中に油汗を流した。
江戸川乱歩 白髪鬼 青空文庫
棺内の酸素が殆どなくなっていたからだ。
江戸川乱歩 白髪鬼 青空文庫