大得意
だいとくい
形容動詞名詞-の形容詞
標準
excellent
文例 · 用例
こうした手紙の中に、ヘルンの大得意な満悦さが現われている。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
權勢家某といふが居て此靈妙を傳へ聞き、一|見を求に來た、雲飛は大得意でこれを座に通して石を見せると、某も大に感服して眺て居たが急に僕に命じて石を擔がせ、馬に策つて難有うとも何とも言はず去つてしまつた。
— 國木田獨歩 『石清虚』 青空文庫
が、夜がやや深く、人影の薄くなったこうした時が、技師大得意の節で。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
しばらくして滝太郎は大得意の色を表して、莞爾と微笑み、「ほら、ね、どうだい、だから難有うッて、そう言いねえな。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
けれども上海と東京ということは一郎も誰も何のことかわかりませんでしたからお互しばらく顔を見合せてだまっていましたら又三郎がもう大得意でにやにや笑いながら言ったのです。
— 宮沢賢治 『風野又三郎』 青空文庫
その男はもう大得意でチラッとさっき懺悔してビジテリアンになった友人の方を見て自分の席へ帰りました。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
平地を行く時は大得意、馬上ゆたかに四囲の山々を眺め回わし、微吟に興をやって、ボコタリボコタリ進む。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
途中、武村兵曹は大得意で、ヤンヤ/\の喝釆の眞中に立つて、手を振り口沫を飛して、今回の冐險譚をはじめた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
作例 · 標準
彼はこの小料理屋の大得意で、週に三回は必ず顔を出してくれる。
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料理は大得意だから、今日のパーティーのメニューは私に任せて。
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自分の好きな歴史の話になると、彼は大得意になって語り始める。
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