加爾基
カルキ
名詞
標準
chlorinated lime
文例 · 用例
カルキュラスもあんないい加減ですまされては困るな。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
蜘の巣にでも悩まされたように母が娘を振り離そうとするのを、スカルキャップを被った小柄な父は、読みかけていた新聞紙をかいやって鉄縁の眼鏡越しに驚いて眺めていた。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
數日後の夕、寄道してその少許を採取し、クロオルカルキとか云ふもののうちに漬くること一日、之を短く切つて、まだ廚房に少し殘つてゐた油と鹽とを點じて食べ試みた。
— 木下杢太郎 『すかんぽ』 青空文庫
地から生れたる人々の有する槍突、或ひはカルキノンがツエステスに於て用ひたる星の謂である。
— 牧野信一 『卓上演説』 青空文庫
プラトンの弟子のアリストテレスはあるデメーテル僧から神を冒涜したといって告訴され、大官アレオパガスから死刑を宣告されたが、際どくもユーボェア(〔Eubo:a〕)のカルキス(Chalkis)に逃れることを得て、そこに流謫の余生を送り六三歳で死んだ(紀元前三二二年)。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
だがそれにも拘らず、数学者の主観的意図に関係なく、各種の数学が客観的には物理学に用いられているということは何を意味するか(計量的幾何学や解析による物理学的理論一般は云うまでもなく、其の他群論による量子力学、テンソル=カルキュラスによる相対性理論、マトリックスによる量子力学、等々)。
— 戸坂潤 『科学論』 青空文庫
で笑いは一種のカルキュレーション(計画)、云わば或る意味での科学的予見の上で起きるのである。
— 戸坂潤 『思想としての文学』 青空文庫
ユーモアやアイロニーも皆こうした――カルキュレーション(計画)の上に立って対比を試みる処の――暴露性・批判性の故に笑いを誘うわけである。
— 戸坂潤 『思想としての文学』 青空文庫
作例 · 標準
「うっ、この水道水、今日はやけにカルキの臭いが強いな」とコップを机に置いた。
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金魚の飼育を始める前に、バケツに汲んだ水のカルキを抜くために一日外に置いた。
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プールの掃除に使ったカルキの刺激臭が、いつまでも鼻の奥に残っている。
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