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芋侍

いもざむらい
名詞
1
標準
rustic samurai
文例 · 用例
その瞬間、七八人の兵が「出たっ、芋侍っ」 と、いう叫びと共に、憑かれた獣のように、走り出した。
直木三十五 近藤勇と科学 青空文庫
二十年、三十年と研究練磨してきた天然理心流の奥伝よりも鋭く人を倒す弾丸――小さい円い丸――それが、百姓兵の、芋侍にもたれて、三日、五日稽古すると、こうして、近藤が、この木の蔭にいても、何うする事も――手も足も出無いように――(馬鹿らしい) と、思ったが、同時に、恐怖に似たものと、絶望とを感じた。
直木三十五 近藤勇と科学 青空文庫
芋侍の中でも、名代のあばれ者で、二十人力って――」「若い方も、強そうじゃ、ござんせんか」「あいつか」 二人が、湯屋の前を通り過ぎようとすると、暖簾の中から、鮮かな女が、出て来て「おや、休さん」「富士春か」「寄らんせんか」 富士春は、鬢を上げて、襟白粉だけであった。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
野暮な邸の大小捨ててさ――中でも、薩摩の芋侍は野暮のかたまりで、こいつにかかっちゃ、流石の師匠も?
直木三十五 南国太平記 青空文庫
「たわけ――来い」「芋侍なら不足はない」 五人は、刀を抜いて、背を合せた。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
あんな二本差なんか、芋侍に引渡しさえすれば、それでお仕舞なんだから」 お浜には、芳年の心持が解る筈もありません。
野村胡堂 芳年写生帖 青空文庫
作例 · 標準
都の洗練された侍たちから、彼は田舎出の芋侍だと陰で笑われていた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
その男は、芋侍と侮られていたが、実は剣の達人だった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
最初は芋侍だと思っていたが、彼の誠実な人柄に惹かれていった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro