経済的負担
けいざいてきふたん
名詞
標準
文例 · 用例
婦人がその仕事に熟達し、女としての経験もゆたかになり、成人しかかる子供たちの教育費に多くの費用がいる時期、妻・主婦・母として一番経済的負担の重い四十歳を越すと、停年である。
— 宮本百合子 『離婚について』 青空文庫
Y氏に、前の御良人の母の生活まで保証させることはできないにしろ、A子さんがその面での経済的負担を負うなら、事情は複雑ながら結婚できないことはないし、それについて、当然の義務を果さないH家の人々が一言も批判するよりどころはないと思います。
— 宮本百合子 『三つのばあい・未亡人はどう生きたらいいか』 青空文庫
病人と不具者とでない限り、誰も好んで老嬢となる者はありませんが、今日は多数の男子が一身の物質生活にさえ欠乏していて、そのうえ妻子を扶養する経済的負担の苦痛を重ねるのに忍びないで、やむをえず結婚を回避している有様ですから、女子解放運動が母性を失わしめるというような批難は全く見当違いです。
— 与謝野晶子 『「女らしさ」とは何か』 青空文庫
之はそう大して経済的負担ではあるまい。
— 戸坂潤 『世界の一環としての日本』 青空文庫