根に持つ
ねにもつ
表現Godan verb with 'tsu' ending
標準
to hold a grudge
文例 · 用例
そうしたことには山の祖神として自分にわけも気持もあってしたことの解き開きを娘の神にとくと諾かして、根に持つ恨みを雪解の水に溶き流さすまではかの女の傍からは離れられない。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
「もっともあれはあれで親切人だから、そのことを根に持つような人柄ではないが、俺は頑固な昔気質だから、どうも寝ざめがようないのだ。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
が、瑠璃子には相手の心持が、判つてゐる丈、わづかばかりの恨を根に持つて、何処までも何処までも、付き纏つて来る相手の心根の恐ろしさが、しみ/″\と身に浸みた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
一度根に持つた感情が、それは決して歳月の流れに流されて子供の腦裏から消え去るものとは考へられない。
— 嘉村礒多 『崖の下』 青空文庫
」「そんなことあ、おいら、根に持つてやしねえだよ、ソローピイのお父つあん!
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
彼はまだ子供の折のことを根に持つて居るといふ訳ではないけれど、何となくお桐を好かなかつた、平三にはお桐は小賢しいおせつかいな負惜みの強い女に見えた。
— 加能作次郎 『厄年』 青空文庫
かういふことに敏感で、特に根に持つ秀吉だから、関白を怖れぬ不届きな奴原、と腹をたてた。
— 坂口安吾 『二流の人』 青空文庫
それをいつまでもいつまでも根に持つなんて、全くいやらしいですよ。
— 久坂葉子 『入梅』 青空文庫
作例 · 標準
彼は一度言われたことをずっと根に持つタイプだ。
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些細なことで根に持つのはやめなさい。
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彼女は裏切られたことを根に持って、彼を許さなかった。
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