貸して上げる
かしてあげる
動詞-一段
標準
to lend (e.g. money)
文例 · 用例
男の子は、「父さまがかへるまで、毎晩貸して上げる。
— 鈴木三重吉 『星の女』 青空文庫
別当は「旦那の事だから貸して上げるが、手めえはお辞儀をして使え」と云っているということである。
— 森鴎外 『鶏』 青空文庫
命はしばらく考えておいでになりましたが、「この国はわたしの治めている土地で、あなたに貸して上げる場所といって、ほかにありません。
— 楠山正雄 『赤い玉』 青空文庫
(十二月×日)「何も変な風に義理立てをしないで、松田さんが、折角貸して上げると云うのに、あなたも借りたらいいじゃないの、実さい私の家は、あんた達の間代を当にしているんですからねえ。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
どうにもくってゆけないので、連子でいいと云われたのを倖い、大工さんと一緒になって住むから、勉強するのだったら、一部屋位は貸して上げると景気のいい話だ。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
チロをやってしまうのではない、貸して上げるんだよ。
— 豊島与志雄 『金の目銀の目』 青空文庫
「市さんに悪い下駄を貸して上げるが好い」と叔父が注意した。
— 夏目漱石 『彼岸過迄』 青空文庫
それで、『まだすみません』と答へると、『ゆきひら貸して上げるけん、向ふの火鉢で火を起して、御飯をお焚きなはれ』と云つて呉れる。
— 死線を越えて 『死線を越えて』 青空文庫
作例 · 標準
「今月ピンチなんだ。少しお金、貸して上げてくれない?」
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困っている友人には、できる範囲で何かを貸して上げるのが親切というものだ。
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「この参考書、次の試験まで使わないなら貸して上げて?」と妹に頼まれた。
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