と言ったらない
といったらない
表現
標準
very ...
文例 · 用例
またある時は「あなた、かくしているでしょう、きっとそうだ、あなたそうでしょう」とうるさく聞きながら、余の顔色を読もうとする、その祈るような気づかわしげな目づかいを見るのが苦しいから「ばかな、そんな事はないと言ったらない」と邪慳な返事で打ち消してやる。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
そのたびに、笊の中の仔雀のあこがれようと言ったらない。
— 泉鏡花 『二、三羽――十二、三羽』 青空文庫
実際このいつ出るとも知れぬ馬車を待っている心細さと言ったらない。
— 水野葉舟 『黄昏』 青空文庫
そのぱっちりした黒い瞳の愛らしさと言ったらないのでした。
— A DOG OF FLANDERS 『フランダースの犬』 青空文庫
その悪徒が大きな声で懺悔をして居る未来の悪事の懺悔 その懺悔のおかしさと言ったらないです。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
空の気味の悪いほど、奥まで隙いて光っているだけに、富士山は繻子でも衣たように、厚ぼったくふやけている、いつもの、洗われたように浄い姿ではない、重々しい、鼠ッぽい色といったらない。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
それにきのうなんぞの工合といったらないのだ。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
三十 その悪戯といったらない、長屋内は言うに及ばず、横町裏町まで刎ね廻って、片時の間も手足を静としてはいないから、余りその乱暴を憎らしがる女房達は、金魚だ金魚だとそういった。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
作例 · 標準
彼のわがままさと言ったらなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
あの映画の美しさと言ったら、もう言葉にならない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
今日の暑さと言ったら、本当に異常だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash