蓄電池
ちくでんち
名詞
標準
storage battery
文例 · 用例
しかしこれには蓄電池という都合のよいものがあって、風の力を電気の力に変じて蓄え、必要に応じて勝手に使う事が出来るのである。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
……その時分……昭和二年頃には、小型な、軽い、無尽蔵に強力な乾蓄電池の製作に夢中になっていたっけ。
— 夢野久作 『難船小僧』 青空文庫
世界中の動力を蓄電池の一点張りにするてんで、誠に結構な話だが、その実験をするたんびに、船中の電動力を吸い集めて、電燈を薄暗くしちまったりヒューズを飛ばしたりするのには降参させられたよ。
— 夢野久作 『難船小僧』 青空文庫
器械を列車の蓄電池と繋ぎ合わせて開け放していますから……まだ五十分ぐらいはフイルムが持ちますよ。
— 夢野久作 『人間レコード』 青空文庫
」 彼女はききかえしたけど、すぐ独りで頷いて「そんな旧式なもんつけてませんわ、これ電気船ですもん」「ははあ、するとやっぱり蓄電池かなんかで……」 中野は、そういえばこの船がスマートな流線型であるのは、煙突というものがなかったせいだ、と気づいた。
— 蘭郁二郎 『地図にない島』 青空文庫
◯米国飛行士一名、五部の元蓄電池室の裏へ降りし由。
— 海野十三 『海野十三敗戦日記』 青空文庫
……蓄電池だけで、電話とエンジンの点火とだけを辛うじて保たせてあるって。
— 海野十三 『太平洋魔城』 青空文庫
總て發明と云ふものは思ひも寄らぬ所から生れるのであつて、日本人の一人でも多くが蓄電池の發明研究に注意を怠らぬ樣にするのがこの懸賞金の目的の一つであります。
— ――副社長豐田喜一郎氏抱負を語る―― 『トヨタ電氣自動車試作』 青空文庫
作例 · 標準
大規模な災害に備え、家庭用蓄電池の導入が進んでいます。
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