報土
ほうど
名詞
標準
pure land
文例 · 用例
その境地は少くとも智慧を磨いた効果によって報いられた一つの世界だから、これを報土と言い、人格的に見て報身と言います。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
しかれども自力のこころをひるがへして、他力をたのみたてまつれば、真実報土の往生をとぐるなり。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
他力をたのみて、真実報土のこゝろなくば、この人々地獄への往生をとぐるものなり……」 開いた硝子戸から、凉しい風が吹いた。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
他力をたのみて、真実報土のこゝろなくば、この人々地獄への往生をとぐるものなり。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
「われ浄土宗を立つる心は凡夫の報土に生るることを示さんが為である。
— 中里介山 『法然行伝』 青空文庫
「そのほうどもも聞いてのとおりじゃが、権右衛門どのの右乳下に卍のいれずみのあったことを、だれぞ存じおるか」 すると、待ってましたというように、魚勘の若い者が、威勢よくいいました。
— 卍のいれずみ 『右門捕物帖』 青空文庫
「ほほうどこから来たのであろう?
— 国枝史郎 『生死卍巴』 青空文庫
よしまたどのように飲みましても決して酔いはしますまい」「ほほうどうして酔わぬのじゃ」「その盃で飲みましても面白くないからでございます」「何、この盃が不足とか?
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
作例 · 標準
仏教の教えでは、阿弥陀如来の報土に往生することを願う。
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彼はひたすらに念仏を唱え、報土への往生を信じた。
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報土とは、煩悩を離れた安らかな世界を指す。
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