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甘蕉

かんしょう
名詞
1
標準
banana
文例 · 用例
ある人『ネーチュル』雑誌へ出せしは、その園中に放ち飼える手長猿の一牡児、木から堕ちて腕節外れると、他の猿一同厚く世話焼く、特に篤志だったはその児に何の縁なき一老牝で、毎日くれた甘蕉実を自ら食わずにまず病猿に薦めた。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
一人ありて他の一人の所有地に甘蕉を植え、その果熟するに及び互いにこれを争う。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
バショウと芭蕉 中国に甘蕉というものがある。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
その実が甘くて食用になるので、甘蕉といわれる。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
芭蕉は上の甘蕉の一名であるから、この芭蕉もまたバナナの中国名である。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
甘蕉すなわちバナナの葉状をいったものだ。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
実ヲ結ブ其皮赤クシテ火ノ如シ[牧野いう、これは花穂の赤い苞をいったものでなければならない]其肉甜クシテ蜜ノ如シ、四五枚ニテ人ヲ飽シムベシ、而シテ滋味常ニ牙歯ノ間ニ在リ、故ニ甘蕉ト名ヅク」とあって、芭蕉と甘蕉とが同じ物であることを明示している。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
また李時珍が万震の『異物志』を引いて「甘蕉ハ即チ芭蕉………蕉子凡ソ三種、未ダ熟セザル時ハ皆苦渋、熟スル時ハ皆甜クシテ脆シ、味葡萄ノ如ク以テ飢ヲ療スベシ」と書いている。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
作例 · 標準
朝食に甘蕉を一本食べるのが日課だ。
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南国の市場には、様々な種類の甘蕉が並んでいた。
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子供の頃、甘蕉の甘い香りが大好きだった。
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