神号
しんごう
名詞
標準
文例 · 用例
信玄の傍には諏訪神号旗と孫子の旗がひるがえっている。
— 菊池寛 『川中島合戦』 青空文庫
それから、伊勢貞丈、武士、厩の神を知りたる人少なしとて、『諸社根元記』と『扶桑略記』より延喜天徳頃|左右馬寮に坐せし、生馬の神、保馬の神を挙げ、『書紀』の保食神牛馬を生じたるよりこの二神号を帯びたのだろといった(『あふひづくり』上)、この二神は猴でなかろう。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
真正面に白木造りの神棚、点し連らねた無数の燈明、煙りを上げている青銅の香炉、まずそれはよいとして、神号を見れば薬師如来、それと並んで掛けられた画像!
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
あんじの場合も、尚円を神号「金丸按司添」、尚清を神号「天続之|按司添」、尚元を「月始按司添」、尚寧を「目賀末按司添」、尚豊を「天喜也末按司添」とつけてゐる。
— 折口信夫 『日琉語族論』 青空文庫
明の崇禎十四年、王位に即いた尚賢以後は、神号が絶えてゐる。
— 折口信夫 『日琉語族論』 青空文庫
だから、王でも神号がなければ、童名のまゝ伝るのであつた。
— 折口信夫 『日琉語族論』 青空文庫
尚円は思徳金であり、尚真は真加戸樽金で、「思」は見えぬやうだが、神号|於義也嘉茂慧(又は、おきやかもい)が「思」の存在を示してゐる。
— 折口信夫 『日琉語族論』 青空文庫
この女君名は、如何にも拝所その他に斎く神名にもありさうな古風なもので、神号としても古いものだらう。
— 折口信夫 『日琉語族論』 青空文庫