熱さまし
ねつさまし
名詞名詞-の形容詞
標準
medicine for reducing fever
文例 · 用例
それからどうした」「それから兼は、その村の荒物屋を探し出して、風邪引きの妙薬はないかちうて聞きますと……この頃風邪引きが大バヤリで売り切れてしまったが、馬の熱さましで赤玉ちうのならある。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
あの赤玉の一粒に使ってある熱さましは、人間に使う分量の何層倍にも当るのだから、もし本当に利いたら心臓がシビレて死んで終う筈だ……どっちにしても今酒を呑むのはケンノンだから止めろと云って、私の手を押えました」「フーム。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
もつとも、この熱さましの頓服と云ふのは、銭惜しみする妻が近くの薬局で調合させた得態の知れぬ安物なので、効き目なぞ怪しいのだらう。
— 武田麟太郎 『現代詩』 青空文庫
早速ホテルへお医者に来て頂いて熱さましを飲みましたが、一向にきかず、とうとう三十九度の熱になってしまい、チブスと診断されました。
— 三浦環 『お蝶夫人』 青空文庫
此所に幸い熱さましのカプセルと、ホット・レモンもありますよ、こいつをグイッと、どうです。
— 海野十三 『赤耀館事件の真相』 青空文庫
「ポッポちゃん、おじさんもついでに、よいレッスンをしたよ、ジャズ熱におかされないように、お家に帰ったら熱さましを飲もう……」
— 小野佐世男 『ジャズ狂時代』 青空文庫
」「今日から又熱さましを差上げてあります。
— 佐々木邦 『親鳥子鳥』 青空文庫
五島ではこの草のしぼり汁を小盃に一杯ずつ、一日に三度飲めば熱さましになるともいっている。
— 野草雑記 『野草雑記・野鳥雑記』 青空文庫
作例 · 標準
子供が高熱を出したので、すぐに熱さましを飲ませた。
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「熱さまし、持ってきてくれる?」と彼女はか細い声で言った。
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解熱効果のある薬は、一般的に熱さましと呼ばれる。
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