巴投げ
ともえなげ
名詞
標準
tomoe nage (judo throw)
文例 · 用例
途中、トロッコの枕木につまずいて、巴投げにでもされたように、レールの上にたたきつけられて、又気を失ってしまった。
— 小林多喜二 『蟹工船』 青空文庫
そして呀ッという間もなく、身体は巴投げをくったように丁度一廻転してドタンと石畳の上に抛りだされた。
— 海野十三 『棺桶の花嫁』 青空文庫
君はそれ程強くはないが粘りつこいので誰よりも手剛い感じだと、さう言つて褒めたと思ふと、彼独得の冴えた巴投げの妙技を喰はして、道場の真中に私を投げた。
— 嘉村礒多 『途上』 青空文庫
僕は中学の仕合いへ出た時、相手の稽古着へ手をかけるが早いか、たちまちみごとな巴投げを食い、向こう側に控えた生徒たちの前へ坐っていたことを覚えている。
— 芥川龍之介 『追憶』 青空文庫
作例 · 標準
背負投げに来ると見せかけて、鮮やかな巴投げを決めた。
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彼は小柄ながら、巴投げを得意とする柔道家だ。
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巴投げを仕掛けたが、相手にこらえられてしまった。
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