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名詞
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標準
文例 · 用例
」(いろは)のことなり、唯見れば大廈然として聳ゆれども奧行は少しもなく、座敷は殘らず三角形をなす、蓋し幾何學的の不思議ならむ。
泉鏡花 神樂坂七不思議 青空文庫
床几――といふ處だが、(――親類の家で――)其の用意がないから、踏臺に然として腰を掛けた……んぢや、と笑つて、當人が私に話した。
泉鏡太郎 麻を刈る 青空文庫
の駅がいつ再現されるかもしれぬ。
桐壺 源氏物語 青空文庫
田間を過るに西南に多羅嶽、南に温泉嶽(又雲仙と書)東南に柳川の諸山、東に久留米の山、西南間川上山、北に阿弥嶽、筑前の千振山等四面に崔繚繞して雲間に秀突せり。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
「わたくしはここから十余里の南に住んでいた者ですが、夫に死に別れて子供はなし、これから馬駅にいる親類を頼って行こうと思っているのでございます」と、女は話した。
酉陽雑爼(唐) 中国怪奇小説集 青空文庫
その玄宗皇帝の御代も終りに近い、天宝十四年に、安禄山という奴が謀反を起したんだが、その翌年の正月に安禄山は僭号をして、六月、賊、関に入る、帝出奔して馬に薨ず。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
天子様も楊貴妃様も、この六月に馬で殺されてお終いになった。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
漢語には崔とかとか云って、こう云う山を形容する言葉がたくさんあるが、日本には一つも見当らない。
夏目漱石 満韓ところどころ 青空文庫