画軸
がじく
名詞
標準
文例 · 用例
画を善くして、「外浜画巻」及「善知鳥画軸」がある。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
」これは畢竟枯荻落雁の画趣を取って俗謡に移し入れたもので、寺門静軒が『江頭百詠』の中に漁舟丿して影西東白葦黄茅画軸中 白葦黄茅 画軸の中忽地何人加点筆 忽地として何人か点筆を加え一縄寒雁下秋空 一縄の寒雁 秋空を下る〕と言った絶句と同工異曲というべきである。
— 永井荷風 『向嶋』 青空文庫
内蔵助利三は、その前へ一巻の画軸を展げて、「かような物を置き残してまいりました。
— 第六分冊 『新書太閤記』 青空文庫
*7 「黒駒太子と称する画軸」は聖徳太子が黒馬に跨がり、雲に乗つて昇天するのを、曾我の馬子等が見上げてゐる図の画幅。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
曹操は、堂に坐して、健勝をよろこび、堂内をうち眺め、壁に一つの碑文を書した画軸のあるのに気づき、「これは、いかなるものか」 と訊ねた。
— 図南の巻 『三国志』 青空文庫