歴年
れきねん
名詞
標準
文例 · 用例
宝永元年から天明五年に至る最古の一冊は題号がなく、引用書として『津軽一統志』、『津軽軍記』、『津陽開記』、『御系図三通』、『歴年|亀鑑』、『孝公行実』、『常福寺|由緒書』、『津梁院過去帳抄』、『伝聞雑録』、『東藩名数』、『高岡霊験記』、『諸書|案文』、『藩翰譜』が挙げてある。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
倭國亂、相攻伐歴年。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
に作れるが、隋書、通典は全く後漢書に據り、北史は桓靈間を靈帝光和中に作り、餘は後漢書に同じ、梁書は漢靈帝光和中に作ることは北史と同じく、歴年の下に無主二字なきことは三國志に同じ、宋本御覽は三國志を引きて住七八十年を靈帝光和中に作れり。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
因て思ふに魏略の原文は建武中元より願請見に至るまでは、後漢書に同じく、次に漢靈帝光和中とありて倭國亂相攻伐歴年以下は三國志に同じかりしならん。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
靈帝光和中を桓靈間と改めたるは、改刪を好める范曄の私意に出でたること明かに、歴年の下に無主の二字を加へたるなどは、全く范曄の妄改の結果と見えたり。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
その代りでもあるまいが、神原はその当時この附近では珍しかつた法学士といふ肩書のためか、次第に政治に身を入れるやうになつて、今では歴年県会議長をつとめてゐた。
— 田畑修一郎 『医師高間房一氏』 青空文庫
独立以来歴年浅、駸駸忽成富強基、電気応用驚耳目、器械工夫競新奇、実業已能凌万国、文芸又足圧四陲、政治平等定綱紀、人民同等無尊卑、汽車未設上中下、学校豈分官公私、斯邦前途誰得想、恐有震動世界時。
— 井上円了 『西航日録』 青空文庫
シドニー大学より歴年浅きも、互いに伯仲の間におる。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫