ちくり
ちくり異読 チクリ
副詞-と副詞
標準
prickling
文例 · 用例
」とそのお人形さんみたいな可愛い女の子が、お爺さんの前にお行儀よく坐り、まんまるい眼をぱちくりさせて答へる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
「回々教徒、人悪るい、ちちくりながら、ひとのツメたマッチ函、かッぱらって、自分のツメた函にする函多い。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
からだをあらってから緑の蛙が目をぱちくりさせて、「やあ、きみの黄色は美しい。
— 新美南吉 『二ひきの蛙』 青空文庫
「あゝ我がはらから誰と遊ぶ」 ふと薄寒い感じが体の中をすつと抜けて通るやうに思ふと、お末は腹の隅にちくりと針を刺すやうな痛みを覚えた。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
力三は遊び疲れて、死んだやうに眠ては居るが、何時眼をさまして腹が痛いと云ひ出すかも知れないと云ふ事まで気をまはして、何時までも暗い中で眼をぱちくりさせて居た。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
俥の背にくまの姿が横にひしゃげて、ちんちくりんに写った。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
それでも、人の行かない山寺だの、峰の堂だのの、額の繪がね、霰がぱら/\と降る時、ぱちくり瞬きをするんだつて……」「嘘を吐く……」 と其でも常さんは瞬きした。
— 泉鏡太郎 『霰ふる』 青空文庫
眠くはないので、ぱちくり/\目を※いて居ても、物は幻に見える樣になつて、天井も壁も卓子の脚も段々消えて行く心細さ。
— 泉鏡花 『怪談女の輪』 青空文庫
作例 · 標準
冷たい風が頬をちくりと撫でていった。
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標準
tale-telling
作例 · 標準
友達の悪口を先生にちくりと言うのはやめなさい。
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