心の優しい
こころのやさしい
表現形容詞
標準
kind
文例 · 用例
いつもよく遊ぶ心の優しい坊さんである。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
心の優しいキリストも、ついには弟子達を叱って、「ああ信仰うすき者よ、何ぞパン無きことを語り合うか。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
至って心の優しい婦人で、鮮しい刺身を進じょう、海の月を見に来い、と音信のたびに云うてくれます。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫
現に今夜もお歌に苦しめられて居ったのですが、元来は気の弱い、心の優しい人間ですから、眼の前にお歌が倒れたのを見ますと、急に悲しくなって泣き出しました。
— 地蔵は踊る 『半七捕物帳』 青空文庫
釈迦の親族で、無論高貴の種姓で、そして二十相好を具えたと云わるる美男で、かつまた心の優しい、しかも道に進むの望を有して弟子となっていた阿難は、この事を目撃して、成程貧富を平等に視なければならぬと考えたので、如何なる家をも択ぶこと無く接近した。
— 幸田露伴 『貧富幸不幸』 青空文庫
容が美しくて心の優しい女であつたらしい。
— 森鴎外 『椙原品』 青空文庫
孫七の妻、じょあんなおすみも、やはり心の優しい人である。
— 芥川龍之介 『おぎん』 青空文庫
「始めは口の惡いひとで、おこりつぽい人だつたンだけど、いまでは心の優しい人だつて判つたのよ。
— 林芙美子 『崩浪亭主人』 青空文庫
作例 · 標準
彼は道端で困っている人を見捨てておけない、本当に心の優しい青年だ。
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彼女の心の優しい配慮のおかげで、転校初日の張り詰めた緊張がすっかり解けた。
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野良犬を保護して育てている彼は、言葉の通じない動物に対しても心の優しい接し方をする。
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