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合切

がっさい
名詞
1
標準
all altogether
文例 · 用例
さういふ軽蔑のされ方ならその叔母のみならず毎度のことで、そんなことで腹が立つのでもなかつたが、何がなし癪に障つて、トラックの上にゐて顔に当る朝風は自分の一切合切をみる/\削り減らしてしまふやうに感じられる。
中原中也 引越し 青空文庫
前後不覚になつて、どうして寝床にはいつたやら、いつ寝たやら、一切合切不明なり、しかも些の不都合なし、善哉々々。
仙崎 行乞記 青空文庫
さうしてSさんの如く、実質に於いては、到れりつくせりの心づかひをして、さうして何やらかやら、家中のもの一切合切持ち出して饗応しても、ただ、お客に閉口させるだけの結果になつて、かへつて後でそのお客に自分の非礼をお詫びしなければならぬなどといふ事になるのである。
太宰治 津軽 青空文庫
一|切合切投げいだせ、私ももとより泣き上戸。
北原白秋 畑の祭 青空文庫
一切合切づぶ濡れだ、私ももとより一|途もの。
北原白秋 畑の祭 青空文庫
一切合切照りかへせ、私ももとより命がけ。
北原白秋 畑の祭 青空文庫
もう一切合切種切れで、肴も附け合せも何にもありゃしねえでがす。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
で、おもてでは、一切|合切がギリギリ一杯であった。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
作例 · 標準
彼は財産をすべて合切なげうって、事業に専念することにした。
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「もう全て合切諦めて、楽になりたい。」
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この際、問題の書類は合切処分してしまおう。
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