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伝う

つたう
動詞-五段-ウ行動詞-自動詞
1
標準
to go along
文例 · 用例
ここに黄ばんだしみのあるのも鼠のいたずらじゃないかしらんなど独語を云いながら我も手伝うておおかた三宝の清めも済む。
寺田寅彦 青空文庫
浴後の茶漬も快く、窓によれば驟雨沛然としてトタン屋根を伝う点滴の音すゞしく、電燈の光地上にうつりて電車の往きかう音も騒がしからず。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
小さい時から苦学をしてやっと電気学校を卒業はしたが、目的のある柚木は、体を縛られる勤人になるのは避けて、ほとんど日傭取り同様の臨時雇いになり、市中の電気器具店廻りをしていたが、ふと蒔田が同郷の中学の先輩で、その上世話好きの男なのに絆され、しばらくその店務を手伝うことになって住み込んだ。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
S=屋根の上 猿の如く伝う三次。
山中貞雄 恋と十手と巾着切 青空文庫
その時ふと私は、老いた花子の顔の孤独の皺を伝う幾条かの銀色の涙を見た。
吉行エイスケ バルザックの寝巻姿 青空文庫
枝から枝を伝うと見えて、見上げるように高い木の、やがて梢まで、かさかさがさり。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
猫がよくこれを伝うて隣の屋根に上るのである。
寺田寅彦 雪ちゃん 青空文庫
愛児を失いし人は始めて死の淵の深きに驚き悲しむと言い伝う、わが知れる宗教家もしかいえり。
国木田独歩 わかれ 青空文庫
作例 · 標準
雨の雫が窓ガラスを伝って、静かに流れ落ちていく。
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山道では、細い渓流を伝って下りていくのが一番安全な道だった。
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この縄を伝って、向こう岸まで荷物を運ぶことができる。
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