博士論文
はかせろんぶん異読 はくしろんぶん
名詞
標準
doctoral dissertation
文例 · 用例
勿論學校からも、屡ゝ彼に博士論文を提出するやうに慫慂するのであツたけれども、學士は、「博士論文を出して誰に見て貰ふんだ。
— 三島霜川 『解剖室』 青空文庫
『COMPUTER』という雑誌の一九七七年三月号に載った「パーソナル・ダイナミック・メディア」という記念碑的な論文の最後に、彼がユタ大学に博士論文として提出した「ザ・リアクティブ・エンジン」や、所属していたゼロックス社パロアルト研究所の技術レポートとしてまとめた文献に関する記述がありました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
ただし雑誌に掲載されたものならともかく、博士論文や企業の社内文書となると、関係者の厚意を期待しなければ読むことはできません。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
スタンフォード大学の大学院でCAD(コンピューターを使って設計をやろうという、怠け者のアイデアだ)を博士論文のテーマにしようとしていたアンディ・ベクトルシャイムは、研究に使う適当な機械がこの世に存在しないことにはたと気づいて、サンのワークステーションの原型となるマシンを自作する。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
所が嬢様は抜からぬ顔をして、先あ爾んな事は好い加減にして少と学問でもなさい、今の中役所を辞して責めて博士論文でも書いて見たら如何です、と斯う仰しやつた。
— 内田魯庵 『犬物語』 青空文庫
なに、博士ぐらゐなら何時でもなれます、拙者は海外を実地踏査して行政上の意見を当路者に呈出しやうと思つたですが、嬢様のお思召なら明日にも官を辞して博士論文を書きませうと。
— 内田魯庵 『犬物語』 青空文庫
先生之からは鉄面にノコ/\やつて来ても、博士論文は如何ですと聞かれると、ハイ大に研究する考で目下材料を集め中ですとコソ/\と帰る。
— 内田魯庵 『犬物語』 青空文庫
彼は私を利用して博士論文でも書こうと云うのではないだろうか。
— 松永延造 『職工と微笑』 青空文庫
作例 · 標準
締め切りまであと一週間、彼は研究室に籠もりきりで博士論文の最終調整に没頭している。
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博士論文の審査会は非常に厳格で、複数の教授陣による鋭い質疑応答が数時間にわたって行われた。
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彼女の博士論文は、これまでの定説を根本から覆す画期的な発見として学界で高く評価された。
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