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木櫃

きひつ
名詞
1
標準
文例 · 用例
主人が憎まれている家ばかりはカセギドリの若い者が入ってきてあばれ、廏の前にある木櫃を伏せて、杖でその底を突き立ててスワクエスワクエといった。
柳田国男 雪国の春 青空文庫
以上の四人は万人の許す強い者、土地の言葉でいッちキッツイモンである。
飛燕流開祖 落語・教祖列伝 青空文庫
「話というのは外でもねえが、オメ様方をいッちキッツイモンと見こんで、ここに一ツの頼みがあるてもんだて。
飛燕流開祖 落語・教祖列伝 青空文庫
身に覚えのあるアンニャの総代はゲラゲラ笑いたてて、「オメ様に一ツくらすけられると熊れも狼れもダメになるほどのキッツイモンを、オトトもオカカもめッたに叱るわけにはいかねもんだわ。
飛燕流開祖 落語・教祖列伝 青空文庫
ンナも知っているだろうが、十里四方にキッツイモンは誰かと云うと、みんなが四人の名をあげるな。
飛燕流開祖 落語・教祖列伝 青空文庫
さて、四人のいッちキッツイ野郎は誰らという話になると、それが困ったことには、術の種類が違うがんで、野郎どもの顔が一度も合うていねもんだ。
飛燕流開祖 落語・教祖列伝 青空文庫
オレはアレがいッちキッツイ。
飛燕流開祖 落語・教祖列伝 青空文庫
タダで頼むわけにもいかねから、いッちキッツイ野郎には金の十両もくれてやれば、あの野郎どものことら、大喜びで勝負つけよてもんだ。
飛燕流開祖 落語・教祖列伝 青空文庫