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勃然

ぼつぜん
副詞-と形容詞-たる
1
標準
suddenly
文例 · 用例
そこで勃然として床を蹴り、一直線に私の所へ飛んで來たのだといふ。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
隅の方に坐つて彼女の不幸を悲しみながらも、その病氣のために自分の研究の中挫したのを殘念に思ふ程の餘裕を有つてゐた彼れは、この有樣を見て、そんな事を考へてゐた薄情さを悔むと共に、ほんとに眞劍な同情が勃然として湧き起るのを感じた。
有島武郎 實驗室 青空文庫
』と私は勃然としてしまつた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
とさすがの得三も呆れ果てて、悄れ返れば高田は勃然として、「そういうことのあろう道理は無い。
泉鏡花 活人形 青空文庫
」と少しく勃然とする。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
若旦那勃然として怒るまいか。
泉鏡太郎 みつ柏 青空文庫
」 勃然とした体で、島田の上で、握拳の両手を、一度|打擲をするごとくふって見せて、むっとして男が行くので、はあはあ膝を摺らし、腰を引いて、背には波を打たしながら、身を蜿らせて、やっと立って、女は褄を引合せざまに振向くと、ちょっと小腰を屈めながら、教授に会釈をするが疾いか。
泉鏡花 みさごの鮨 青空文庫
無念の情は勃然として起これり。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
作例 · 標準
彼の言葉に、彼女は勃然として顔色を変えた。
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議論の最中に、彼は勃然として席を立った。
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夜空に花火が勃然と打ち上がり、歓声が沸き起こった。
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2
標準
flaring up (in anger)
作例 · 標準
侮辱的な言葉に、彼は勃然と怒りをあらわにした。
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彼の不誠実な態度に、私は勃然と反論した。
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些細な誤解から、二人の間に勃然とした口論が始まった。
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勃然(ぼつぜん) — 幻辞.com