壟畝
ろうほ
名詞
標準
ridges of and paths between fields
文例 · 用例
けれども芳夫青年から、百万円を奪い去ったであろうほどの、理想的な若い女性は容易に見つからなかった。
— 夢野久作 『夫人探索』 青空文庫
そして、たとえ幸運が我々の側を見すてずに、スレーターが頸骨を挫折して即死してしまったとはいえ、この一事あるがため、もしさもなければ犯罪上の最大な傑作として、人々を言葉もないほど嗟嘆させたでもあろうほどの玉に、一つの瑕をつけてしまったのである。
— コナン・ドイル 『臨時急行列車の紛失』 青空文庫
」と知らない人は、それが労働者であっても、ほめたであろうほど、静かであった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
三島の社の放し鰻を見るように、ぬらりくらりと取止めのないことばかり申し上げていたら、御疳癖がいよいよ募ろうほどに、こなたも職人|冥利、いつのころまでと日を限って、しかと御返事を申すがよかろうぞ。
— 岡本綺堂 『修禅寺物語』 青空文庫
私は野上さんを尊敬しているし、努力的な勉強にも学ぶべき点を発見していますが、この一点に関してはおそらく作者自身より、あるいは野上さんが十分自覚されなかったであろうほど、それを社会的な意味で自分自身が作家的生涯において解決の端緒をあたえなければならない重荷のひとつとして感じているようなわけです。
— ――創作上の諸問題―― 『女流作家多難』 青空文庫
庄三郎が眼を覚まし、左右へ両手を拡げたなら、指先が届くであろうほど、幅の狭い穴であった。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
鬼神でも罪を許すであろうほどな鮮明な美貌からは若い光と匂いが散りこぼれるようである。
— 夕霧二 『源氏物語』 青空文庫
それは、たぶんお読みになる皆さんもアッと言うだろうほどの、つぎの奇怪極まるものであった。
— 遊魂境 『人外魔境』 青空文庫
作例 · 標準
夕暮れ時、農夫が壟畝を歩いて家路につく姿は、まるで一枚の絵のようだった。
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子供の頃、夏になると壟畝を駆け回って、カエルやイナゴを捕まえたものだ。
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雨上がりの壟畝はぬかるんでおり、長靴がなければ歩くのも一苦労だ。
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標準
countryside
作例 · 標準
彼は都会の喧騒を離れ、壟畝の間に小さな家を建てて晴耕雨読の生活を送っている。
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政府は壟畝の活性化を目指し、若者の農業への参入を支援する政策を打ち出した。
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この詩は、作者が故郷の壟畝の風景を懐かしんで詠んだものだと言われている。
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