女っぽい
おんなっぽい
形容詞
標準
womanly
文例 · 用例
文学評価の中にへんに女っぽいことを持込む必要はないのです。
— 宮本百合子 『婦人の創造力』 青空文庫
きのう、とり乱した母の顔を目の前に見て、伸子は我ともなく母を防衛し、母の少女っぽい純潔さを強調して自分に感じとった。
— 宮本百合子 『二つの庭』 青空文庫
」 どこまでもくい下ってゆく柔らかな粘着力とつよい神経を感じさせる中館が、それが癖のどこか女っぽい言葉で吉之助にきいた。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
少女っぽいというより、少年ぽく見えるほどすらりとした体つきの須美子が、純潔なきまじめさで、子供が二人もつづけて生れてしまいましたし、というのをきいたとき、伸子の心はつきうごかされて、須美子を胸に抱きしめてやりたいようだった。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
そのわきに少女っぽい花瓶がおかれ、白いえぞ菊の花が飾ってある。
— 宮本百合子 『播州平野』 青空文庫
すぐ夢中になってしまう性質で、だが、ほんとに好きだったらそれも可愛く思えるのだろうが、あの少女っぽいロマンチックな自己陶酔癖には閉口した。
— 山川方夫 『演技の果て』 青空文庫
昼間見たときには、細っこい体の、どことなく少女っぽい女性だという印象だった。
— 片岡義男 『彼のオートバイ、彼女の島』 青空文庫
四体に男を上手にそそるような女っぽいロシア語を話させる自信がなかったので、火星人はそれらを物質化させる際ラウンジチェアーを用意して、全員その上に眠らせることにした。
— C. スミス C. Smith 『西洋科学は素晴らしい』 青空文庫