革舟
かわぶね
名詞
標準
文例 · 用例
私はその当時は古代のブリトン人が造ったような革舟(註六八)をまだ見ていなかったが、その後になって見たことがある。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
それで、ベン・ガンのボートを一番はっきり説明するには、かつて人間の造った最初の最もまずい革舟のようなものだと言えばいいと思う。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
しかし、それは革舟のあの大きな便益は確かに持っていた。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
そして、とうとう、私が革舟を担いで、夕食を食べたその凹地から躓きながら手探りして出た時には、その碇泊所全体で目に見える箇所はたった二つしかなかった。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
それからやっと退いていっている水の縁のところまで来たので、少し水の中へ入って行って、多少力を出して機敏に革舟を竜骨のところを下にして水面に浮べた。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
第二十三章 退潮が流れる この革舟は――それを使わない前から十分わかっていたが――私くらいの背や重さの人間にはごく安全なボートで、荒海でもふわふわと浮くし敏捷に動いた。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
もしヒスパニオーラ号を錨から切り離すような無鉄砲なことをしようものなら、九分九厘まで、私と革舟とはまるっきり空中へ叩き飛ばされるだろう。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
風は革舟にはほんの僅かしか作用を及ぼさなかったので、私はもう少しでヒスパニオーラ号の船首にぶっつけられようとした。
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