買い食い
かいぐい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
buying and eating sweets (esp. of children)
文例 · 用例
不服ならば聞いてやるが、あいつは買い食いする癖があるだろ。
— 京人形大尽 『右門捕物帖』 青空文庫
そう言われてみますと、いま思い出してござりまするが、たしかに何かもごもごと口を動かしておりましたゆえ、また買い食いをしたのかといってしかった覚えがござります。
— 京人形大尽 『右門捕物帖』 青空文庫
買い食いでもしたろうと私を脅かした。
— ――獄中手記―― 『何が私をこうさせたか』 青空文庫
「何をしていた、何かまた買い食いでもしていたろう」こう言ってまた叱られるだろう。
— ――獄中手記―― 『何が私をこうさせたか』 青空文庫
わたしなんか、活動ひとつ見るじゃなし、買い食いなんてことも、一度もしたことはありません。
— 豊島与志雄 『死の前後』 青空文庫
彼もまた、店の中華ソバばかりでは食い足りなくて、金を持ち出しては買い食いをする。
— 豊島与志雄 『ものの影』 青空文庫
他人がつききってなんでもしていてくれるために、心身ともに運動不足になっている上流生活の幼児と、一銭おくれ二銭おくれで朝から夕方まで買い食いをしている幼児とは、ともに食事どきの食欲がない。
— 羽仁もと子 『おさなごを発見せよ』 青空文庫
といって何も持ちだして買い食いをしようの、悪遊びをしようのというのじゃない。
— 正岡容 『小説 圓朝』 青空文庫