使いをやる
つかいをやる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to send a messenger
文例 · 用例
「時方朝臣は今でも仲信の家に通っているか」「そうでございます」「宇治へいつもその使いをやるのだね。
— 浮舟 『源氏物語』 青空文庫
殿へはこちらからは使いをやるよすがさえ無いのが、御存知のとおりの、今のわたくしの果敢ない身の上。
— 堀辰雄 『ほととぎす』 青空文庫
町役人を呼んで、丸屋に使いをやると、お留と要吉が飛んで来ます。
— 金蔵の行方 『銭形平次捕物控』 青空文庫
そういうつもりなら駐在所までゆく必要はない、呼びにやればすぐに巡査が来てくれるから、あたしの方で使いをやることにしよう。
— 山本周五郎 『青べか物語』 青空文庫
女中に行燈の火を入れさせ、八丁堀へ使いをやるように命じた。
— 山本周五郎 『五瓣の椿』 青空文庫
「医者を変えるように云おう」「玄庵さまはよくして下さいますわ」「医者を変えてみよう」と甲斐は云った、「惣左衛門にそう云っておく、丹三郎もこれまでどおり此処へよこすが、用があったら待っていないで、すぐに屋敷へ使いをやるがいい」 宇乃は「はい」と頷いた。
— 第一部 『樅ノ木は残った』 青空文庫
文使いをやるにしても、宿の者の手を経なければ出来ない芸だし、結局、城太郎の訪れを待つよりほかに策はなかった。
— 風の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
そして、答礼の使いをやる折に、水挿の価に倍する黄金と、見事な鞍などを持たせてやった。
— 第一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
急ぎの知らせを届けるため、信頼できる家臣に使いをやった。
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病状が悪化したため、すぐに医者のもとへ使いをやることにした。
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彼に使いをやって、明日の会合の場所を変更するよう伝えた。
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