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本席

ほんせき
名詞
1
標準
文例 · 用例
――だが、そのうしろにちんまりとすわっている小がらのほうは、なかなか話せそうだな、ひと苦労するなら、まずあの辺かね」 そうかと思うと、今度は河岸を変えて、旗本席のほうをしきりにじろじろ見回していたようでしたが、うるさくまた話しかけました。
毒色のくちびる 右門捕物帖 青空文庫
それもいく分気に入らないためもありましたが、刻限も少しおくれていましたので、退屈男はわざと旗本席をさけて、諸侯の陪臣共が見物を差し許されている一般席の、それもなるべく目立たないうしろへこっそりと席をとりました。
後の旗本退屈男 旗本退屈男 第三話 青空文庫
やがて帆をあげ勇ましく船出することも出来るでございましょう、取りあえず本席はそれを祝って、一献さしあげたく――」「ありがたいことでございます」と彼らは頭を低げた。
本庄陸男 石狩川 青空文庫