国自慢
くにじまん
名詞
標準
national or local pride
文例 · 用例
振袖は案外真面目で、「……お亡くなんなすってから、あと、直ぐに大層な値になって、近常さんの品は、そうなると、お国自慢よ。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
私は無学な、お国自慢の一能楽ファンである。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
私は国自慢をした覚えはなし、自慢どころか一体嫌いなんだけれど、石屋根の家が崖にごつごつは酷いや。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
田舎漢に限ツて国自慢をすると同じやうなもんだ。
— 内田魯庵 『犬物語』 青空文庫
お国自慢10・19(夕) 米国の戦時通信記者として名高いゼエムス・バアンス氏が、今度の戦争の当初、白耳義にゐた折の事、ある日ブラツセルの市街を|いてゐると、前方から独逸の自動車が一|輛風を切つて飛んで来た。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
彼奴めが……」とバアンス氏は、それからといふもの、会ふ人|毎にお国自慢をしてにこ/\してゐる。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
豆腐と英国人10・14(夕) 講談師細川|風谷が、以前郵船会社の欧洲|通ひの事務長をしてゐた頃、お国自慢の英国人に、何がな日本料理の珍しい物を見せたいものだと思つて、色々考へた末が、「豆腐にしよう、豆腐なら流石の英国人も吃驚するだらうからな。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
晩食後、同宿の行商老人と共に宿の主人から轟神社の神事について聞かされた、どこでもたれでもお国自慢は旅の好話題というべしである。
— 種田山頭火 『四国遍路日記』 青空文庫
作例 · 標準
祭りのパレードでは、参加者たちが故郷の国自慢をしていた。
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彼は、自分の国の歴史や文化について国自慢の気持ちで語った。
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旅行者は、地元の人がする国自慢の話を興味深く聞いていた。
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