睨め付ける
ねめつける異読 にらめつける
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to glare at
文例 · 用例
長い間名主をしてゐたお祖父さんは、酒呑みのれふしがおかみへ納める税金を持つて来ないときに、かういふ顔でねめつけることを栄蔵は知つてゐる。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
ツンツルテンでよかったな」「交通安全じゃあるまいし、そんなの穿いてたら、一キロさきからだって見つかるね」 ツンツルテンという事実誤認に対する反論は放棄し、慶一は高志のオレンジ色のトランクスをねめつける。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
写真は撮れまいけれど一所に遊ぶことくらいはできるだろうと思って、試みに小さい声で呼んで見るが、恐ろしく眼を円くして、ちょっとねめつけるくらいが関の山で、立ち止って見ようともしない。
— 大杉栄 『獄中消息』 青空文庫
剛兵衛はなんのこの若ぞうがといったようすで、樫棒をななめにかまえてねめつける。
— 山本周五郎 『だんまり伝九』 青空文庫
「留公、ビールだよ」とお秀はしゃがれ声でどなる、「さっさとしねえのかい、のろのろもたついてるんじゃねえよ、わかったかい」「メンチボールつったろう、留」とお秀は眼を三角にしてねめつける、「なんだいこりゃあ、コロッケじゃねえか、まぬけだねえ取っ替えといで」 客がそれでいいと云う。
— 山本周五郎 『青べか物語』 青空文庫
隠居は、気づいて、「汝か、悪戯したのは」 と、白い眼で、城太郎をねめつける。
— 火の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
作例 · 標準
怒った上司は、部下を睨め付けるようにして叱責した。
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彼女は彼の失礼な態度に我慢ならず、鋭く睨め付けた。
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その男は、自分を邪魔する通行人を無言で睨め付けた。
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