度に
たびに異読 たんびに
副詞
標準
each time
文例 · 用例
茲に見る例は、如何にも馬鹿げて見えませうが、凡そ大概のことが、猶此の程度には馬鹿げてゐるのが、奈何せん実情であります。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
高等学校の文芸部か何かで我鬼大将になれた、といふやうなことが彼等の運の始まりで、適度にでしやばりで、適度に野暮ッたいといふ彼等のえてして持つてゐる性質が、偏狭で、自信のない文壇といふ小主観国にどうかしたはずみには顔を出すといふ運びとなるのである。
— 中原中也 『非文学的文士』 青空文庫
なぜなら私は、さうした芥川君の態度について、先輩が後輩に示す所の、教訓や憐憫を感ずるからだ。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
私は、私の作品を、ほめてくれた人の前では極度に矮小になる。
— 太宰治 『自作を語る』 青空文庫
槍の名人の子孫に対して私は極度に用心し、かじかんでしまったのである。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
それ程この女は持操ない女である――否、この女は、ある場合には極度に善良であり、ある場合には極度に悪辣に見える、かの堕落せる天使であつたのだ。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
然るにかゝる態度によつて表現がなさるゝ場合、表現物はそれの作される過程の中に、根本的に無理を持つと考へられる。
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
頻繁なる対人圏にあつて、各人が各人で朗らかであり得ぬ程度に比例して人々は互の「顔色を覗ふ」こと盛となる、即ち相対的となる、即ち創作的気心より遠ざかるわけである。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
作例 · 標準
子供の成長した姿を見る度に、時の流れの早さを実感する。
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失敗する度に落ち込むのではなく、次はどうすべきかを考えるようにしている。
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この曲を聴く度に、楽しかった夏の日の思い出が昨日のことのように蘇る。
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