様二
さまに
名詞
標準
文例 · 用例
」―― 三十三「何、私がうわさしていさっせえた処だって……はあ、お前様二人でかね。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
誰だそこにいる貴様二人は」「森村と石岡じゃないか。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
向こう柳原、遠州屋玉吉様二升お貸し。
— 死人ぶろ 『右門捕物帖』 青空文庫
……彼奴のアタマは聖徳太子と同様二重三重に働くんだからね。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
「まあ左様二人で取附かないで頂戴よ……姉さんを休ませて頂戴よ……暑くつて仕様が無いんだから……」 さう言はれると、余計に母親の無い子供等は甘えた。
— 島崎藤村 『出発』 青空文庫
論理的にはどっちも正しいに拘らず、一方が必ず間違いだという論法になると、世の中の一切のことも同様二つに別れて相争うにちがいないのです。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
「大御所様二十番目の姫|満千姫君のお輿入れについては、お噂ご存知でござろうな?
— 国枝史郎 『大鵬のゆくえ』 青空文庫
姉上様二月七日 民喜●昭和二十二年三月二十九日 大森区馬込末田方より 広島市幟町 原すみ江宛 御手紙有難うございました。
— 家族・親族宛 『書簡』 青空文庫