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番士

ばんし
名詞
1
標準
文例 · 用例
折悪く一人の宿直士、番士の影も見えぬ。
泉鏡花 妖魔の辻占 青空文庫
…… 唯、仰いで見るうちに、数十人の番士、足軽の左右に平伏す関の中を、二人何の苦もなく、うかうかと通り抜けた。
泉鏡花 妖魔の辻占 青空文庫
おもわず声をあげてせき込みながら、ご番士たちに尋ねました。
血染めの手形 右門捕物帖 青空文庫
」「えっ※」 おどろいたようにぎょっとなって、番士たちがいっせいに左右を見まわしたときでした。
血染めの手形 右門捕物帖 青空文庫
さぞかし伊豆守様お待ちかねにござりましょうから、ではご案内くださりませい」 何が何やら解しかねるといったおももちで、ぽかんとそこに番士たちが待ちあぐんでいましたものでしたから、右門は改まって声をかけると、城中への案内を促しました。
血染めの手形 右門捕物帖 青空文庫
表にはご番士のひとりがちゃんと待ち構えていて、城中からほど遠からぬ数寄屋造りの一構えに案内してくれましたものでしたから、まだ虚無僧姿のままの伝六の喜ぶこと、喜ぶこと――。
血染めの手形 右門捕物帖 青空文庫
特にお濠方という番士の備えがあって、この内濠だけが百二十人、十隊に分かれて日に三度ずつ、すなわち暮れ六つに一回、深夜に一回、夜あけに一回。
毒を抱く女 右門捕物帖 青空文庫
ご門詰めの番士に事の変を告げて、出入り差しとめ、秘密警戒の応急てはずを講ずるために、たちまち左右へ駆けだしました。
毒を抱く女 右門捕物帖 青空文庫