重たい
おもたい
形容詞頻度ランク #16480 · 青空 850 例
標準
heavy
文例 · 用例
「この秋は何で年よる雲に鳥」という句は、「何で年よる」という言葉の味気なく重たい調子。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
」ときびしい口調で命令し、浦島は素直に眼をつぶると夕立ちの如き音がして、身邊ほのあたたかく、春風に似て春風よりも少し重たい風が耳朶をなぶる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
ある有名なロシヤ人の小説、非常に重たい小説をよむと厭人病者の話が出て居た。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
畫集の重たいのを取り出すのさへ常に増して力が要るな!
— 梶井基次郎 『檸檬』 青空文庫
重たい大地の下になつてゐるかのやうに、ものみなが重苦しく、不安で。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『巴里の手紙』 青空文庫
湊も苦笑しながら相手の客に一礼して自分の席に向き直り、重たい湯呑み茶碗に手をかける。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
近くの蘆洲は重たい露でしどろもどろに倒れている。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
工人の大蒜や葱の匂いと、兵士の汗と革具の匂いが交錯して、寄宿舎の厚い重たい壁についているようだった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
heavy (feeling, atmosphere, etc.)
作例 · 標準
例句