発哺
ほっぽ
名詞
標準
文例 · 用例
四、五年前、信州の発哺温泉に行きましたが、あの急な山道を平気で歩いて登りました。
— ――皇太后陛下御下命画に二十一年間の精進をこめて上納―― 『画筆に生きる五十年』 青空文庫
尤も熊の湯や発哺温泉に浸りながら、高原の風致を味わい得るものと思う人は格別である。
— 木暮理太郎 『那須、尾瀬、赤城、志賀高原』 青空文庫
信州の山の温泉、例えば発哺のような所では、十年前までは確かにこの湯治の客が、かなりあったのであるが、今はもう多分ずっと減ってしまったことだろうと思われる。
— 中谷宇吉郎 『温泉1』 青空文庫