余齢
よれい
名詞
標準
life expectancy
文例 · 用例
ねがわくば美の神の私に余齢を長くまもらせ給わらんことを――
— 上村松園 『健康と仕事』 青空文庫
ところで、私は首めに「ほんの子供ごころに」とうつかりかいてしまつたけれど、よく/\考へてみると、首尾の松は震災の少し前まで枯れ/″\ながら尚且その余齢を喘いでゐたのではなかつたらうか。
— 正岡容 『下町歳事記』 青空文庫
師(愚堂)齢八旬余、一日〔豊〕玉に語りて曰く、老僧往年、本山に住するの日、単伝和尚、時に九十余齢なり、余の上堂の語を見て、歎美して曰わく、公猶|未だ老いたりとせず、意を刻せば則ち成らざるなけん。
— 鈴木大拙 『洪川禅師のことども』 青空文庫
年は、七十余齢、いまでは深くつつんでいる過去のそうした時代の物欲の夜叉だった片鱗も、どうかすると容貌の皺の底からにじみ出てくる。
— 吉川英治 『平の将門』 青空文庫
その煙よりも、八十余齢という白髪の老武者が、それ程まで、頼朝の挙兵に、熱意をもっている点が疑われたのである。
— 吉川英治 『源頼朝』 青空文庫
さすがに、五十余齢の光秀は、童形の青年蘭丸とはちがって、露骨にことばには出さなかった。
— 第六分冊 『新書太閤記』 青空文庫
――関羽のかたき奴を討ち果さんうちは」 そして翌日はまた、この七十余齢の武者は、突撃の先に立って、「潘璋、出でよ」と、四角八面にあばれ廻っていた。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
」 小林君は、刑事たちをなだめるようにささやきかえして、いよいよれいの秘密の通路のある部屋へはいっていきました。
— 江戸川乱歩 『大金塊』 青空文庫
作例 · 標準
彼の余齢はあと数年だと診断された。
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人は誰もが余齢を全うしたいと願うものだ。
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健康的な生活を送ることで、余齢を延ばせる可能性がある。
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