赤目魚
めなだ異読 メナダ
名詞
標準
redlip mullet (Chelon haematocheilus)
文例 · 用例
親類の者は猛り狂う封生を総がかりでなだめなだめ外へ伴れて往った。
— 田中貢太郎 『陳宝祠』 青空文庫
田原がむきになつて車輛會社に對する不平不滿をぶちまける事と想像し、如何に慰めなだめようかと考へてゐた三田は、意外に陽氣な座敷の景色に安心して、蟒の差しつけるコツプを受けた。
— 水上滝太郎 『大阪の宿』 青空文庫
「隠すなよ、おれがちゃんと見ていたんだ、なあ柳、こいつはゆだんがならないよ、気をつけたまえね、しかしこのくらいやっつけたら二度と悪いことはしまいから堪忍してやれ、可哀そうに、おいチビ、改心しろよ」 手塚は光一をなだめなだめして手を曳いて去った。
— 佐藤紅緑 『ああ玉杯に花うけて』 青空文庫
それがおよそ十分あまりも続いてから、祖母は静に孫娘を抱き起すと、怖がるのを頻りになだめなだめ、自分の隣に坐らせました。
— 芥川龍之介 『黒衣聖母』 青空文庫
勘平は妙な気はしたが、相手がまじめなだけに、黯然としてそれを見守っていた。
— 森田草平 『四十八人目』 青空文庫
婢達はなだめなだめ曳き別けようとした。
— 蒲松齢 『小翠』 青空文庫
今となっては、ただほんとうにみじめなだけですわ。
— FRANKENSTEIN, OR THE MODERN PROMETHEUS 『フランケンシュタイン』 青空文庫
五 その晩平次は、仲間の鉄をなだめなだめ、いろいろの事を訊き出しました。
— 紅筆願文 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
今日の夕食は、新鮮なめなだの塩焼きにしよう。
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漁師が捕ってきためなだは、どれも大きく身が引き締まっていた。
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めなだは、煮付けにしても美味しい魚だ。
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