道具方
どうぐかた
名詞
標準
propman
文例 · 用例
主人は、好きな道を役立てて歌舞伎の小道具方の相談相手になり、デパートの飾人形の衣裳を考証してやったり、それ等から得る多少の報酬で学費を補っていた。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
その時、楽屋の表に一同にひっぱられて強そうな男(多分道具方らしい)やって来た。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
今では局外の者が背景を画いたり、舞台装置をやったりすることも珍しくありませんが、その時分は芝居についている道具方がやるのが普通で、外の方がやるのは珍しかった。
— 岡本綺堂 『久保田米斎君の思い出』 青空文庫
粗図で相談してから、本当の図が道具方に廻る。
— 岡本綺堂 『久保田米斎君の思い出』 青空文庫
道具方はそれによって見本を拵えて、私の方へ持って来ますから直すべき点があればそこでまた直す。
— 岡本綺堂 『久保田米斎君の思い出』 青空文庫
道具方の男たちは、ひそひそ話しあっていました。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
その人物になり切ってしまう――見物の中にいい女がいようと、道具方が不行届であろうと、相手方がまずかろうと、人気があろうと無かろうと、そんな事は一切お構い無しに、すべての娑婆世界の利害損失の観念、即ち自己から離れてしまって、その持ち役の人物の性格や身の上を自分の事と思い込んで終う。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
座長は笑を帶びて我顏を打目守り、斷頭臺は築かれたりと耳語きて、道具方に相圖せり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
作例 · 標準
舞台裏では、道具方が次のシーンのために大道具を素早く準備していた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
歌舞伎の舞台では、道具方の素早い転換が見どころの一つだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は長年、劇団の道具方として多くの作品を支えてきた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash