琴手
ことて
名詞
標準
文例 · 用例
ある時同じ露西亜生れのヤアシヤ・ハイフエツツといふ名高い少年|提琴手の独奏会が紐育のある楽堂で催されたので、友達のレオポルド・ゴドヰスキといふ洋琴弾きと一緒に聴きに往つた事があつた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
そして小声で側にゐる洋琴手のゴドヰスキに耳打ちをした。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
風琴手はフイービといふ娘さんである。
— オウ・ヘンリ 『水車のある教會』 青空文庫
長い方の影は、オルガンの練習に來た風琴手フィービ・サマズ孃だつた。
— オウ・ヘンリ 『水車のある教會』 青空文庫
一人の提琴手が手に楽譜帳を持って這入って来た。
— A CHRISTMAS CAROL 『クリスマス・カロル』 青空文庫
すると、提琴手は、特にそのために用意された、黒麦酒の大洋盃の中へ真赧になった顔を突込んだ。
— A CHRISTMAS CAROL 『クリスマス・カロル』 青空文庫
ちょうどもう一人の提琴手が疲れ果てて戸板に載せて家へ連れ帰られたので、自分はその提琴手をすっかり負かしてしまうか、さもなければ自分が斃れるまでやり抜こうと決心した真新しい人間でもあるように。
— A CHRISTMAS CAROL 『クリスマス・カロル』 青空文庫
が、当夜第一の喚び物は焼肉や煮物の出た後で、提琴手が(巧者な奴ですよ、まあ聴いて下さい!
— A CHRISTMAS CAROL 『クリスマス・カロル』 青空文庫